カリフォルニア州での教育・学校

[ 義務教育 ]

カリフォルニアの義務教育は1年生〜12年生、学校年度は8月下旬〜6月中旬、就学年齢基準として、その年の9月1日までに満6才になる子どもが1年生として入学可能です。
キンダーガーテン(日本での幼稚園)は、カリフォルニア州では義務教育ではありませんが、授業料が無料の為、1年生のカリキュラムの準備期間として必要とされ、ほとんどの子どもが登録される傾向にあります。
お住いのschool district (学区)によって学校の制度が以下のように異なる事もあり、また小学校・中学校・高校で各々違う学区扱いの地域もあるので、ご確認される事をお薦め致します。

< 年齢と学年 早見表 >

CA学校

 

 

 

 

 

公立校は、学費が無料、近所にお友達がいる等の利点が考慮されます。
私立校は、学費が高額ですが、公立校に比べ学校側のサポート、教員スタッフが充実しており、学校によってはアメリカ又はIB(国際バカロレア)カリキュラムを推進している事もあります。
学区や学校のレベル、評判等を比較できる情報サイト『Great!schools』『Niche』もご参考になられる事をお薦め致します。
外務省:アメリカ カリフォルニア州の学校情報
カリフォルニア州教育省

[入学に必要な書類、予防接種項目]

学区により必要書類や予防接種の項目や回数が年齢により異なります。詳細に関してはお住まいのSchool district officeにご確認下さい。

主な必要書類
*学区指定の申込願書
*PG&E(電力会社)の請求書原本又は現住所記載のカリフォルニア州運転免許証(現住所確認用)
*カルフォルニア州の予防接種記録又は医師による予防接種証明書(日本での予防接種の英訳必要)
*緊急連絡先(カリフォルニア州内での知人や同僚等の住所や電話番号)
*パスポート(出生証明、保護者であることの証明)
*ファミリードクター(お住い近辺でのかかりつけ医、小児科)の連絡先
*予防接種必要項目の例:

DTP (3種混合) 5回
MMR (麻疹、風疹、おたふく)3回
Polio (ポリオ) 4回
Hep B (B型肝炎) 3回、
chicken pox (水疱瘡) 1回
TB skin test(ツベルクリン反応:日本でBCG接種した場合、陽性となる可能性が高くなります。
陽性となった場合は念の為、レントゲン検査を必要とされます)

[入学試験]

入学するにあたり母国語が英語でない家庭の生徒はCalifornia English Language Development Test (CELDT)を始業最初の月に受けます。このテストは生徒の英語力を計りどのレベルの指導が必要かを把握し、カリフォルニア州にEnglish Learners (EL’S)の教育と監視が委ねられています。
テストは4項目(Listening/Speaking/Reading/Writingとし、1年生はListening/Speakingのみ)に分かれており、テスト結果のレベルによりELが必要かどうか判断されます。

[EL: ESL/English as a Second Language と ELD/English Language Development]

これらのプログラムの内容はお住いの市や学区によって異なります。
ESLは普通の授業時間内に 同じ教室/他の教室でESL向けの英語の授業参加をする場合や、夏休みにESLの生徒対象の特別クラスがある事もございます。
Palo Alto, Los Altos, Cupertinoなどでは、CELDTの結果で基準に達しない生徒は、ELD指導を受けることとなります。
お住いの学区内の学校でこのようなプログラムが無い場合、学区外でプログラムのある学校に通学必要となる事もあります。

[日本語補習校サンフランシスコ日本語補習校

日本語補習校は日本語による教科学習や日本的な学校行事を行い、日本の学校や社会に適応できる素地を養うことを通して、日本に対する理解と啓発を推進することを目的に設立されたものです。また、その設立目的に関連して日本政府より各種の助成も受けておりますが、運営の大綱については本校理事会の審議によって決定する事が認められており、この点日本における公立学校とは異なります。
幼稚部〜中高部にて、入学希望随時受付、面接がございます。
世界最大規模の補習授業校、サンフランシスコベイエリア、シリコンバレーエリアでは約1,700人の子供が学んでいます。
学区によりサンフランシスコ校とサンノゼ校に分かれ、任意に選択は不可能となっております。
毎週土曜日8:40~14:50(幼小部〜中高部により時間異なる)
スクールバスは無いので親の送迎が必要になります。

カリフォルニアでの英語学習、学校、クラスの選択肢

アダルトスクール、コミュニティカレッジ、州立大学進学、又はオンラインコースで資格取得したり、と時間やレベルに応じて色々な選択が可能となっています。

Adult school ESL(English for Second Launguage)で英語、又は他の言語、アート、音楽、スポーツ、ビジネス等色々なクラスが季節ごとに設けられており、18歳以上が安価(約$100)にクラスを取れる。
San Mateo Adult School
Palo Alto Adult School
Mountain View / Los Altos Adult School
Community College 公立の二年制大学で地域住民の為に作られており、入学難度が低く学費が安い(学費$5,000~10,000/年、普通の四年制大学のおよそ半分相当)のが特徴。コースにより資格の修了証取得可能、又は進学コースの単位の成績GPAにより四年制大学に編入可能。
City College of San Francisco
De Anza College
College of San Mateo
オンラインコース 時間の都合や通学が困難な場合のオプションとして、オンラインで授業のディスカッションへ参加、宿題の提出をして単位取得可能。
University of California Online
California State University Online

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