長い夏休みの過ごし方

日本では新学期が落ち着きゴールデンウィークですが、アメリカでは間もなく学期末、長い夏休みに入るまであと1ヶ月です。すでに夏休みに日本への一時帰国の計画を立て、航空チケットなどを準備されている在米の方も大勢いらっしゃることと思います。度々弊社の米国ご駐在のお客様、奥様にご質問やご相談をいただく、お子様の夏休みの過ごし方に関してまとめてみました。

サマーキャンプの利用が一般的
アメリカの夏休みは大半の学校が6月上旬頃から8月下旬までの約2ヶ月間という長いお休み。夏の期間に学校とは違う経験・体験する目的や、次の学年の準備の為、また共働きのご家庭などには、学校の代わりに子供達が一日過ごす場所が必要です。そのように様々な目的と内容でキャンプがあります。キャンプと行ってもテントを張って野営するのではなく、通うデイキャンプ、宿泊も含め参加するボーディングキャンプがあり、このベイエリアでは日中のその時間帯に通うデイキャンプが一般的です。
期間はその内容によって1週間や3週間であったりし、また時間帯も午前か午後の3時間や、9時から5時までの8時間など様々です。年齢別にも期間や時間帯が大いに異なります。
中学生(13歳以上)特に高校生になると参加するだけでなく、小さな子供達の面倒をみたり、プログラムのアシスタントあるいはリーダーとして子供達の指導や教える立場になる機会もあります。
運営は市のリクリエーションセンターや動物園、博物館、劇団、バレエ教室、ゴルフ場、サマーキャンプ専門のプログラム…などなど内容、時期、期間、金額によって千差万別。多くの選択肢があります。
就学中のお子様がいらっしゃる日本人のご家庭では、夏休みに入ると日本語補習校の夏のプログラムに参加してから日本に帰国されたり、現地の学校が休みになるとすぐ帰国し、日本で地元の学校に体験入学をして、日本が夏休みに入ったらアメリカに戻り、始業前に英語に馴染む為に現地のキャンプに参加するような計画を立てるご家庭が多くいらっしゃいます。

デイキャンプ
身近な所では市のプログラムがお勧めではないでしょうか。年齢に合わせて様々な内容を提供していますが、小学生から中学生を対象に一日参加するデイキャンプがあり、”海”、”ロボット”など、週ごとにテーマがありそのテーマに沿った遊びやレクチャーなどをして過ごします。また週に一日遠足として遊園地や博物館へ行きます。料金も良心的です。各市のPark and Recreationの管轄ですので、レクリエーションセンターが事務所となり、オンラインや配布しているパンフレットで情報入手が可能です。
また、中高生が音楽やスポーツなど専門の分野を伸ばしたいなども夏休みはスキルアップ、体験・経験する良い機会です。歌や踊り、楽器の演奏に興味があるお子様には、地元のユースオーケストラや劇団(シアター)に参加し、普段できないパフォーマンスを経験することができます。スポーツの分野ではスタンフォード大学やバークレー大学など地元の有名大学や私立高校のスポーツコーチが指導または監修するスポーツキャンプが開催されます。大学監修の下、構内で開催されるテクノロジーのキャンプなどもあります。人気のプログラムはすでに定員が埋まっていたり、参加の前にオーディションが必要な場合もあるので、早々に情報収集、申し込みの確認をお勧めいたします。

大学のサマーセッション
大学ではサマーセッション/夏学期があります。卒業に必要な単位の取得や成績を取りやすい科目を受講し必要単位のGPA(Grade Point Average / 成績の平均数値)をあげたりの目的で参加します。席を置いている学校ではなく他校での履修も可能であったり、また現在アメリカの大学に所属でも、日本の大学の学部によってはその単位を加算する事が出来るなど、様々な利点があります。
サマーセッションは開始直前までに登録すれば受講可能な大学が多いですが希望者が多いと締め切ってしまう場合もあります。

アダルトスクール
現地ではESL(English of Second Language)のクラスで知られていますが、各カウンティーに成人のための教育を提供しています。英語を母国語としない人の為の英語のクラスを始め、就職に役立つような専門能力開発のクラス、趣味のクラスなど、様々学ぶ機会を得られます。授業料に関してはカレッジに進学の為の単位を必要とするクラスは有料ですが、単位を必要としないクラスは無料の場合もあります。カウンティーによって異なりますがいずれも登録料やテスト料、教材費などはかかります。
夜間の授業もあるので曜日によりますがお勤めの方でも通学可能です。

充実したアメリカ生活をお過ごしください!