Tag: アメリカ生活

2019-01

Martin Luther King Jr. Day/マーチン・ルーサー・キング・ジュニア・デー アメリカで一年最初の祝日。 1月の第3月曜日はマーチン・ルーサー・キング・ジュニアの記念日です。 アメリカにおいて、生前の業績から祝日が制定された故人は、コロンブス、ワシントン、リンカーンそしてキングJr.牧師です。 ジョージア州アトランタで生まれたキングJr.牧師は、1960年代の公民権運動(Civil Rights Movement)に多大な貢献をしました。 1862年にリンカーン大統領によって奴隷制は廃止されましたが、人種差別は残り、学校、トイレ、公共施設やバス等公共交通の利用など、白人と非白人とに区別され続けた中、キングJr.牧師はアフリカ系アメリカ人に対する不当な扱いに抗議をしました。 しばしば罰せられ、投獄もされながらも、全ての人種の、人々の平等を約束する法律の制定を求めました。 1963年には20万以上の人びとがワシントンDCに集まり、キング牧師は有名な演説を残しています。 翌年、全てのアメリカ人に平等な居住権、選挙権、教育を受ける権利を保証する、公民権法を議会が可決されました。 1968年に暗殺。1986年から彼に敬意を表した祝日となりました。それは彼の死去から18年後のこと。 妻のコレッタ・キングが彼の意思を次ぎ活動し続けた功績です。 現在はパレードやコンサート、慰霊祭を通してキング牧師の生涯を祝し追悼します。 1964年ノーベル平和賞受賞。 世界の平和を願います。

2015-01

日系人・日本人コミュニティーの歴史ある街。 フレズノはサンフランシスコとロサンゼルスの中間に位置しており郡庁所在地でもあります。東部にシェラネバダ山脈が控え、ヨセミテ国立公園やセコイア・キングスキャニオン国立公園などへの観光拠点都市としても発達しています。日本の高知市と姉妹都市。人口は2014年で427万人。 肥沃な農地を生かし、農産物の集散地として発展しました。世界的に知られる干しブドウの産地であり、乳製品、綿花、トマト、アーモンドなども特産品であります。ゴールドラッシュ(1849年)の影響も受けて、古くからメキシコや日本からの農業移民の子孫が多く、また現在のフレズノフェアーグランド(各種イベントに利用される広場)は第二次世界大戦後最後に閉鎖された収容施設の跡地で、その時代多くの日系人も拘束されていたことから、カリフォルニア日系人・日本人の歴史のある街ともいえます。それらのことからフレズノと北西のクロスビ地区は早くから日本人が移住したコミュニティといわれており、その影響か、その地区の治安・環境はフレズノ南部と比較すると良いと言われ、高級な住宅地も多いエリアとして知られているます。日系寺院や日系キリスト教教会もそのエリアにあります。   <教育環境> カリフォルニアの義務教育は幼稚園年長年のクラスから高校まで『K−12』と呼ばれる13年間で、通常9月1日の時点で満5歳の子どもは翌年8月の新学期から通いはじめます。日本語で”幼稚園”と訳されるキンダーガーテンは小学校内に設置されており、小学校課程に入る前の準備段階として基礎的な知識、マナーなどを学びます。 フレズノ周辺に関しては、フレズノ、クロビス、セントラル、シエラと四つの学校教育区があり、公立校の場合、学区内の学校に通学することとなります。中でもクロビスはカリフォルニア州内でも偏差値が高い学区で、その教育制度は全米でも高く評価されている。 第一言語が英語でない子どもたちのために特別のクラス(ESL)を設け、専門の先生が通常のクラスに早く順応できるよう英語指導にあたっています。各学区においては、州全体のテスト等で良い点をとった生徒のために用意されるゲイトスクール、ゲイトクラスを設けるなど、教育環境は全体的にとてもよく整備されています。 <セントラルバレー補習授業校> 1992年4月設立。小規模校ならではの家庭的雰囲気で日本の教育を学びます。現在、小学部・中学部を合わせた15人前後の児童生徒が毎週土曜日、年間40日間通学しています。 以前は日本からの短期・中期駐在家庭の子どもが大半でしたが、最近は永住者やアメリカ国籍の家庭の子どもの数が大半を占めています。 子どもたちのレベルに合わせながら教科書に沿って授業を行い、各単元ごとに試験をして学期末には総合評価を出しています。英語学習や現地での部活動などの交流も重要との認識のもとに日本語教育を進めており、多くの生徒が奉仕活動に参加するなど当地との文化交流にも貢献しています。         ジャパンコーポレートアドバイザリーでは米国法人の開設・設立やM&A、財務・税務、さらに人事や管理業務、事業運営をワンストップでサポート。コンサルティングだけではなく実務レベルのサポートも行います。無料相談はこちらのお問い合わせページから。

2014-08

ドーナツは1つのアメリカ文化! 意志を伝える心得〜 事前に知っておけば不安が軽減、自信が増える。ビジネスも生活も同じ‥‥ 英語は話せて聞けるけど、意思疎通が取れない事があります。ビジネスやプレゼンテーションに向けての英語だけに集中しては、ただの解説となり、会話も一方通行となってしまいます。その場の空気や相手を知る事が、英語をしゃべる事よりも大切なこともあります。その土地の文化を知り、馴染む事も英会話を助けます。恥をかいても許される、身近な買い物や生活の中での経験で、英語と文化を学んでいくのというのもアメリカ生活では大切です。 ドーナツ事情 こちらのパン屋さん、ケーキ屋さんでは商品名や値段がわからないことがあります。意外と難しいのがドーナツのオーダーです。現地では『当たり前』の品々ですが、以外と名前、味がわかりません。頼む時は陳列の棚の欲しい商品を指差して『これを1つ!』『下の段の一番右の茶色のやつ』などとしなくてはなりません…でも一般的な種類を知っておけば大丈夫! ドーナツはおやつじゃない?ドーナツは朝食の1つです。 街のどこにもドーナツショップ。 ドーナツショップというと『クリスピークリームドーナツ』や『ダンキンドーナツ』を思い浮かべる方が多いと思いますが、地元のドーナツショップはアメリカのどの街にも必ずあり、その多くは朝6時頃に開店し、お昼過ぎには閉店してしまいます そのように日本でドーナツと言うとおやつの食べ物という認識が一般的ですが、アメリカで『ドーナツ』は一般的な朝食です。 大人も子供もドーナツ好き! 会社の早朝会議、学校の懇談会、教会の集会、車のディラーの朝のサービス、ちょっとしたイベントなど、多くの場で登場するドーナツは誰にでも人気の“おもてなし“の品です。 またお子様のお誕生日に、幼稚園や学校のクラスに振舞う人気のフェイバー(贈り物)のです。   現地の手土産・差し入れに迷ったら! 12個の箱入りなど量もお値段もお手頃で、ちょっとした集まりや訪問に持参するのにお勧めです。 日本のパン・ケーキー・ドーナツのお店では、商品陳列とともに名前と金額の札があり、『何?』『幾ら?』が一目でわかりますが、こちらのベーカリーやドーナツショップでは名前も金額も無い事が多いので、『これは一体…』と考える事がしばしばありませんか。 カウンターで頼むお店などでは混雑時『考える間もなく適当に頼んで失敗した』、などということもありますので一般的なドーナツの種類をご案内いたします。 ドーナツの味と種類  基本タイプは2種類! フワッとした イーストドーナツ Glazed / グレイズド クリスピークリームドーナツで代表的な、溶かした砂糖でコーティングされた仕上げ         Sugared / シュガード シンプルに砂糖がまぶしてある。         Iced・Flosted /…