水面下で変革が起きるシリコンバレーと米国の経済と産業

アナログ・デバイセズ/Analog Devices社がマキシム・インテグレーテッド/Maxim Integrated社を210億ドルで買収をすると発表。
半導体大手の合併は業界の行方を左右する。驚きは買収の発表より、このような膨大な事変がほぼ電話やビデオ会議で審議され決済されたいうことである。約2兆円の判断である。

半導体は5Gの争いで、水面下で激変が起きている。コロナ禍で人と人とが寄り添うことができなくなった。工場でネジ一つを手渡しすることも禁止されている。電話、ZOOMで世界を動かす判断が続々と発表されて行く。
日本はこのような動きについていけるのか?

トランプ政権は新規の赴任者ビザの発行を年内発行禁止するとした。ZOOMで日本の夜中に起きて対応していれば、数千、兆円単位での事業でもこなせる世の中になっている。
”自社の業界は実際に現場に行けないと商談ができない…” と言ってしまっては前進できず、数年で遅れを取り、衰退してしまうことは間違いないだろう。